事件前から囁かれるAAA「ファン0人説」は侮蔑ではなく実力の裏返し 過去には勝俣州和、恵俊彰、オリックス

音楽
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AAA浦田は無期限謹慎処分、代償大きい暴行事件

音楽グループAAA(トリプル・エー)の浦田直也リーダーが女性への暴行事件で逮捕された事件が、大きく波紋を広げています。

黒髪と黒縁メガネのスーツ姿で臨んだ謝罪会見も、緊張もあったのかどこか笑みを含んだような表情。過去に同様の謝罪会見を行った芸能人の例を引き合いに批判が強まる中、所属事務所は浦田リーダーに無期限謹慎処分を課しました。

AAAとしての活動にも波及し、全日本空手道連盟はAAAとの契約解除を示唆。

ラフォーレ原宿でスタートしたばかりだった「AAA DOME TOUR 2018 COLOR A LIFE PHOTO MUSEUM in TOKYO」も開始わずか1日で営業中止となる事態となりました。

再燃した「AAAファン0人説」

今回の事件で胸を痛めているファンの声はネット上で数多く流れています。ましてレコ大は優秀作品賞受賞多数、紅白にも7年連続出場(紅組・白組両方で出場経験があるのはAAAだけなんですよ!)。ドーム公演も多数成功させているAAAのファンが0人であろうはずもありません。

それでも渦中のAAAに囁かれる「ファン0人説」。

揶揄を含む語調とはいえ、ファンにとっては気持ちの良いものではありません。

「0人説」は実力の証、バイプレイヤー・勝俣州和

「ファン0人説」という言葉が市民権を得たのが、2014年に放送された『水曜日のダウンタウン』。おぎやはぎの矢作兼が「勝俣州和のファン0人説」を展開し、大きな反響を呼びました。

確かにお茶の間目線で言うと、「勝俣州和ってしょっちゅうバラエティに出てるけど、『好きな芸能人は勝俣!』と言う人はどれだけいるの?」という感覚は頷けます(演出の藤井健太郎氏も同様のことを話しています)。

番組内で散々いじられた勝俣ですが、一方で矢作は勝俣の実力も存分に紹介しています。

大物芸能人に誰でも対応できる(和田アキ子を「脳みそゴリラ」)。

トークゲスト出演回数断トツ1位(「企画成立屋」と賞賛されるほど)。

別の回(「勝俣州和の自伝が電車の網棚に置かれていても持って帰る人0人説」)でも「見た目が若い」「清潔感がある」「手を抜かない」「リアクションがデカい」そして「なんとかしてくれる」などべた褒めでした。

(この「自伝」↓、出版社が夜逃げして勝俣にはギャラが入らなかったそうです)

自伝出版後に倒産し夜逃げしたため、勝俣当人にギャラは支払われていないとしている。また、タレント本や番組本は、ほとんどが無許可で出版されていた(例外で勝俣と松崎しげるのみ公認)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/衆芸社

 

要は、この「なんとかしてくれる」感が周囲で働く人たちからの信頼を得ているんです。自分で輝くわけではないけど、相手を引き立てる。毎週変わるゲスト陣でフワフワした現場でも、決して俺が俺がで前に立つのではなく、ごく自然に舵を取る。

いぶし銀、バイプレイヤーと呼ばれる役者は主演俳優のような華は求められません。舞台の一端として立ち位置を示しながら、時に独自の存在感も放つ。そうして一つの空間を成立させることこそが彼らの力量として見られるわけです。

その体現が勝俣州和というタレントであり、そうした背景を汲んだ「ファン0人説」も最大の賛辞とすら感じられます。

音楽番組のいぶし銀、AAA

他にも恵俊彰(ホンジャマカ)やオリックス・バファローズ(プロ野球)などがネット上で「ファン1人説」「ファン3人説」と語られています。いずれも業界の渋い位置を固めているプレイヤーです。

 

AAAはどうでしょうか。

タイアップや受賞歴こそ多くあるものの、お世辞にも一般視聴者への曲やメンバー個人の知名度が高いとは言えません。それでも音楽番組では重宝され、ここ数年でメンバー個人でのソロ活動も活発化しています。

お茶の間の視聴者から評される「ファン0人説」は必ずしもネガティブになるものでなく、現に長くメディアで寵愛されている、その実力の裏付けとしての賞賛という見方もできるのかもしれません。

 

一旦立ち止まってしまったAAA。苦しい決断を迫られますが、こんな時こそファンは落ち着いて動向を見守りたいものです。